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社長のたわごと

JOY MUSIC RECORDS主宰者、社長がしかるべきときにおもむろに更新するBLOG

Category: やきもの

Tags: 備前焼  

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備前焼の里を訪ねて 《前編》

こんにちわ。社長です。

もうタイトルからして「はあ?」って感じです。おまえはテレビのドキュメンタリーかと。

確かに先日備前には行きましたけどここのサイトの趣旨からはズレズレなので何も触れるまいと思ってました。しかし悪友ふとぶーさんに「備前焼のこと書いてよ」とせがまれ泣く泣く書き始めております。

まあどうせサイトの方向性なんて気にしてるのは社長だけなのでスタートします。内容がマニアックすぎても責任持ちません。

備前焼


さて今回岡山県は備前市を訪れましたのは備前焼陶友会という組合の主催する「第1回備前焼窯場巡り」に参加させていただくため。「備前焼」というと無釉で素朴で値段が高いあれだな、というぐらいの大雑把な認識。

数人の学友諸君達と車で集合場所の備前陶芸美術館へ。ちょっと早くついたので近辺のお店をウインドウショッピング。

ウインドウショッピング

まだ開店前なのに・・・。パチンコ屋で待機するおっさん状態です。

時間がきたので再び美術館へ。陶友会の方々の挨拶を経て美術館の展示品をひとつひとつ解説していただくことに。

備前焼は古墳時代の須恵器(すえき)と呼ばれるやきものの製法が元になっているとても歴史的に古いやきものです。技術的な変遷は確かにあるのだけれど絵付けや釉薬などの装飾を施さず土と火と人の手によって作られている点は世界でも他に類を見ないのではないかと思われます。

使われる粘土は「ひよせ」と呼ばれる田んぼの土が有名ですがこれが使われだしたのは室町後期頃。それまでは山土が使われていました。展示品を見ると鎌倉時代の山土のものは荒々しくところどころ石が飛び出したままになっているなど迫力がある。対して桃山時代などの「ひよせ」の土で作られたものは表面が細かく素朴ながらも洗練されたイメージがある。陶友会の方になぜ「ひよせ」が使われることになったのか尋ねると「備前は山の斜面を利用した登り窯なので手近にある山土を使っていた。それが窯の周りの山土が採れなくなったのでひよせが使用されるようになったのでは」とのこと。作風の変化が第一目的ではなくもっと現実的に原料に左右されていたとする説。興味深い。

特別に何点か手に取ったり写真撮影の許可をいただきました。

展示品


無釉のやきものといえど窯の中で様々な変化を見せて器の景色を作っています。焼成中に蒔の灰が振りかかってできた「胡麻」、作品の上に別の作品を置いて焼成したときその部分だけが火が当たらず赤く焼ける「牡丹餅」、作品同士が窯の中でくっつかないように間に挟んだワラが化学変化を起こし緋色の線として残った「緋襷」など実に多彩、見所多し。あっという間に美術館見学終了。

この後、実際に工房見学させていただくのですがそれはまた後日。後半で。
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プロフィール

社長(三田村 潤)

Author:社長(三田村 潤)
経営者でもないのに社長と呼ばれて10数年。完全自主制作音楽レーベル「JOY MUSIC RECORDS」を主宰。
最近記事量が少ないのは音楽活動が充実しているためだと信じたい。

遠距離系ポップデュオ「エーテルスケッチ」、宅ROCKソロプロジェクト「A to Z」のふたつのプロジェクトを中心に音楽活動をまったり展開。

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