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社長のたわごと

JOY MUSIC RECORDS主宰者、社長がしかるべきときにおもむろに更新するBLOG

Category: 音楽一盤(ディスクレビュー)

Tags: TUBE  CDレビュー  

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音楽一盤 第40回『Your TUBE + My TUBE/TUBE(2015)』

こんにちは。社長です。

なんと!気が付けば一年以上ぶりの音楽一盤のコーナーです。

今回ご紹介しますは今年デビュー30周年を迎えました日本を代表する夏バンドTUBEの30周年記念豪華2枚組オリジナルアルバム『Your TUBE + My TUBE』です。



ディスク:1(Your TUBE)
1. おかげサマー
2. LOVE BEACH
3. 湘南リグレット
4. タイムトンネル
5. 危ない女 懲りない男
6. スコール
7. 湘南ラブストーリー
8. 夏番長
9. 雪でも夏
10. 夏色のタイムカプセル
11. この生命の限り

ディスク:2(My TUBE)
1. 裸足のラッキーガール
2. ドラスティック湘南
3. いまさらサーフサイド
4. SUMMER TIME
5. ポテンシャル
6. Please Freeze Me !
7. あの夏へ
8. WINNERS HIGH
9. Rainbow Town
10. 海のバラード

2枚組、といってもただ単にたくさん曲が入っている、ということではなくこの2枚のアルバムはまったくもって違う性格をもったアルバムになっています。

まず『My TUBE』のほうはいつもの前田・春畑コンビで作詞作曲された純然たるオリジナルTUBEアルバム。対して『Your TUBE』の方は各方面の一流アーティストがTUBEのために楽曲を作りそれをTUBEが演奏するというスペシャルアルバムになっています。

それを踏まえてジャケットをみるとなかなか面白くて、まずはお中元風に青白の熨斗デザインのボックスに入っていて『My TUBE』はビール風のジャケット、『Your TUBE』の方はハム・ソーセージのギフト風になっています。

おそらく『My TUBE』を「生のTUBE」、『Your TUBE』を「加工し熟成されたTUBE」と表現する意図があるのではないでしょうか?裏ジャケや歌詞カードも非常にこっていてユニークでお腹を抱えて笑わせていただきました。

そして肝心の音楽レビュー。

まずはスペシャルアルバムの『Your TUBE』から。

何を隠そう社長もこっち目当てで買ったんですよ。前々からTUBEは外部作家使えばいいのにと思っていたので。というのも初期の頃は織田哲郎などが曲を書いてたTUBEも中期からは完全に自作曲に移行して売上もクオリティーもものすごく安定したわけですけど、裏を返せばマンネリ感はぬぐえないなあ、とそう思っていたわけですよ。

だからいつもと一味違うTUBEを非常に楽しみにしていまして。

1曲目は広瀬香美作曲の「おかげサマー」。まさに広瀬節にして歌詞に神様(ロマンスの神様をイメージ?)がつくサービスっぷり。2曲目はB'zの松本作曲、GLAYのTAKURO作詞というおそろしく豪華な布陣。B'zっぽくもGLAYっぽくもないけれど。どうせなら作曲だけじゃなくてTAK、TAKURO、ハルの3ギターバトルとか聴きたかった。

プリプリチーム、チェッカーズチームの作家陣も参加してまして豪華というだけでなく同世代的な思いがつたわってきてぐっときます。

そんな中オススメはオトナの懐の深さを見せる横山剣作曲の「タイムトンネル」。とても心地よい曲です。

怒髪天作曲の「夏番長」は三三七拍子のリズムを取り入れたコミカルな曲ながら一番TUBEにフィットしてるというか前田の歌も乗ってます。Good。

全体を通しては新鮮さはもちろんあるんですけど曲とTUIBEが馴染みきれてない部分もあります。あとすべてがバラバラなのでアルバムとしての統一感とかはまったくありません。が、面子の豪華さ、企画の面白さだけでも聞く価値のあるアルバムです。

続きまして『My TUBE』の方。

『Your TUBE』に気をとられてあまり期待していなかったぶんやられました。これはいいアルバムです。

鳥山雄司にアレンジ・プロデュースを依頼して作られた今作はメロディーはTUBEでもちょっと違って聞こえます。アレンジもだけどミックスでもだいぶ雰囲気が違ってます。

「熱」「暑」というよりもどことなく「涼」を感じさせるくらいすっきりと聴ける印象。

しかしながら2曲目でいきなりムード歌謡調の曲をぶちこんでくる遊び心。そして4曲目「SUMMER TIME」はタイトルからして今までこんな曲なかったっけ?って思わせるくらいTUBEっぽいけど、ようは曲自体が今までのTUBEシングル曲のセルフパロディって感じの王道中の王道で、「サービス精神の塊だな」と感じました。

ファンキーな「ポテンシャル」もかっこいいし、ハードな「WINNERS HIGH」はこのアルバム中唯一の拳をつきあげたくなるナンバー。逆にバラード系のナンバーはちょっとインパクトに欠けたかな。「十年先のラブストーリー」くらいのベタであついバラードが1曲くらいあってもよかった。

とはいえ久しぶりのオリジナルアルバムで心配していたマンネリ感を吹き飛ばしてくれたTUBE。結果的には『My TUBE』の方がヘビロテになりそうな予感です。

30年間解散しないで長期の活動休止もしないでメンバーチェンジもしないで続けられるバンドがどれだけいるのかな。それだけで尊敬に値します。

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プロフィール

社長(三田村 潤)

Author:社長(三田村 潤)
経営者でもないのに社長と呼ばれて10数年。完全自主制作音楽レーベル「JOY MUSIC RECORDS」を主宰。
最近記事量が少ないのは音楽活動が充実しているためだと信じたい。

遠距離系ポップデュオ「エーテルスケッチ」、宅ROCKソロプロジェクト「A to Z」のふたつのプロジェクトを中心に音楽活動をまったり展開。

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