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社長のたわごと

JOY MUSIC RECORDS主宰者、社長がしかるべきときにおもむろに更新するBLOG

Category: 音楽一盤(ディスクレビュー)

Tags: CDレビュー  

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音楽一盤 第6回 『omni/GOMES THE HITMAN(2003)』

こんにちは。社長です。

今日、マナカナを双子だと知らなかった人に会いました。あれだけそっくりで一緒にテレビ出てて「マナカナ」なんて呼ばれてるのに双子というところに結びつかないその発想に正直ずるい、うらやましいと嫉妬してしまいました。

という、本当にどうでもいい前ふりなんですけど今日紹介いたしますのはゴメス・ザ・ヒットマンというバンドのアルバム。なんか物騒な名前のバンドですけど(HITMAN=暗殺者)、その実は幸福と優しさに満ち溢れた音楽でした。


1. sound of science
2. 愛すべき日々
3. 20世紀の夏の終わり
4. day after day
5. そばにあるすべて
6. california
7. carolina
8. それを運命と受け止められるかな
9. 千年の響き
10. happy ending of the day

ゴメスは男女混合編成のバンドで楽曲制作からサウンドプロデュースまでをヴォーカル兼ギターの山田稔明が行っています。

CDを再生すると1曲目はインストゥルメンタル。跳ねるようなドラムとピアノのメロディ。そして伸びやかに響くストリングス。まるでここから物語が始まるかのように気持ちを高揚させます。

そして曲は途切れることなくいつのまにか2曲目の「愛すべき日々」へ。はっきりいってこの曲、名曲です。

愛すべき日々 重なりあう四季
通り雨のように思い出すたびに
凍る窓の向こうに新しい光
この不確かな暮らしの中であなたがいてくれたら

(「愛すべき日々」より抜粋)


メロディ、詞、アレンジすべてが秀逸。この曲を聴くと幸福というのは願ったり夢見たりするものじゃなくてこの手の中にあるものだと思えてくる。とりたてて派手な仕掛けが楽曲にあるわけじゃないのにゆっくりと心の中に入ってくるんです。

5曲目の「そばにあるすべて」もすばらしいです。泣きそうになるくらいセンチメンタルなメロディ。歌詞も全部書きだしたい衝動に駆られますがここでは最後の一節を。

どんな幸せも不幸せも
そこにあるすべての物語が今を繋ぎ止めてる

(「そばにあるすべて」より抜粋)


まさにこのアルバムを、ひいてはゴメスというバンドを象徴する歌詞だと思います。

山田のヴォーカルは線が細くていわゆる「歌唱力がある」とかそういうタイプではないですし、熱くシャウトするロックっぽさもない。のですがとても優しくてすんなり身体に入ってくる歌です。まるで身体にしみこむポカリスウェットのような・・・って変な例えですが。

最後の曲「happy ending of the day」というこれ以上ないタイトルのナンバーで締めくくられるまでこのアルバムで鳴らされ続けているテーマはやはり

「ここにある幸福」

ということでしょう。決してテンションは高くなくとも幸せを実感している者の両手から鳴らされるギター、そして歌。彼らは平熱で幸福を歌う数少ない表現者です。派手なバラードで感動をあおることなくあくまで等身大で。「等身大」とか書いてしまうと「身の丈にあった幸福」なんて所帯じみたイメージが結びついてしまうかもしれないですが、そうではなくて極上の幸福を日常の中で歌っているのです。

もう一度言います。
彼らは平熱で幸福を歌う数少ない表現者です。
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プロフィール

社長(三田村 潤)

Author:社長(三田村 潤)
経営者でもないのに社長と呼ばれて10数年。完全自主制作音楽レーベル「JOY MUSIC RECORDS」を主宰。
最近記事量が少ないのは音楽活動が充実しているためだと信じたい。

遠距離系ポップデュオ「エーテルスケッチ」、宅ROCKソロプロジェクト「A to Z」のふたつのプロジェクトを中心に音楽活動をまったり展開。

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