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社長のたわごと

JOY MUSIC RECORDS主宰者、社長がしかるべきときにおもむろに更新するBLOG

Category: エーテルスケッチ

Tags: エーテルスケッチ  フレイズ  

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9.11テロと「フレイズ」

こんにちわ。社長です。

やっと放浪の旅から帰ってきました。
うん。なんかもう自分の部屋がね。汚い。
こんな状態で出てきたのかと。

ま、それはおいといてエーテルスケッチの『フレイズ』、本日再発売です。

この『フレイズ』の、特にタイトルナンバーの「フレイズ」への思い入れは社長のとってやはり非常に深いのです。この曲がなかったらエーテルスケッチというユニットもなかったしCDなんてまず作ってなかったろうと思います。今日はそんな思い出話でもつらつら書いていこうかと思います。

話は2002年、社長が大学生の頃にさかのぼります。この頃すでに社長と相方・村田君は一緒に音楽をしていました。一緒に音楽を始めた経緯とかはまた話す機会があれば話すことにします。2人でギターを持って2人で歌っていたので形としてはのちのエーテルスケッチと同じ事をしていたわけですが今思い返すとやはりちょっと違った気がします。

それはおそらく「人に聞かせよう」ということをほとんど考えてなかったからだと思います。あるいは「どういう風に伝わっていくか」「どういう風に伝えていくか」ということに置き換えてもいいかと思います。村田君はギターを始めて間がなかったので練習中という感じだったし、社長は社長で「自分が楽しければいいじゃん」という感じだったので致し方なかったのです。

転機が訪れたのは9月11日のあの恐ろしい事件でした。飛行機がビルに突撃するその映像が連日テレビから流れました。最初にそれを見たときはあまりのことに本当に言葉を失い(ハリウッドの最新映画を観ているようでもありました)、そしてのちに深い悲しみと絶望と不安が残りました。

しかし、ともすれば私たちの生活はそんな悲劇とはまったく別に過ぎていくものです。その悲しみを胸の奥の方に閉まってしまわなければならないものなのです。でもときには人間は感情を閉じ込めてはいけないときがある、忘れてしまってはいけないときがある、それが今じゃないか?テロ直後、村田君と2人で話し合っていました。

悲しみも喜びも寂しさもやすらぎも人間は感じなきゃいけない。そこから目をそらしてはいけない。この恐ろしいテロに感情をえぐられそうになってもその感情を排除してはいけないんだと本当に思ったのです。そして初めて2人で歌を作り始めました。あらゆる感情をありのままに許容できる言葉とメロディを。それは歌詞のない「ラララ」というメロディで完成されました。

テロがあって世界が戦争に向かう中、反戦デモなどの社会的行為ではなくて、それまで「自分が楽しければいい」でやってきた音楽にメッセージを託したことは今思うと皮肉なものです。

この曲ができた直後、村田君が「フレイズは録音しよう」と言いました。社長からではなく村田君が言ったということを社長は今でも決して忘れません。社長も同じようにこの歌をたくさんの人に聞いて欲しいと思っていたからです。それは社長と村田君の「共感」と呼ぶものだろうと思います。そして誰かが「フレイズ」を聴いて喜びや悲しみや様々な感情をこの「ラララ」に込めて歌ってくれたらまた「共感」が広がっていくんじゃないかと期待したのです。

「エーテルスケッチ」という名前が決まったのはこのときでした。
この「伝えることへの意識」が初期衝動だったのは間違いありません。


少々昔話が長くなってしまいました。この曲8分以上ある長い歌ですがもし機会があればじっくり聴いてみて下さい。ていうかせっかく再発売したんで買ってください。(結局宣伝かよ!)
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Comments


先日は我が家の窯焚きに来てくれてありがとう。他のメンバーは基本宴会をしに来ているけれども(特にふとぶーさん)社長さんとは『陶芸の未来の方向性』についてあつく話が出来るのでよいです。話したことをさりげなくメモしたりしているんだな。
9・11の時は僕はインドのガンジス川沿いにいてほんとに実感なかったなぁ・・。

>体育委員さん

こないだはお邪魔いたしました。ひとりでこつこつと地道に確実に目標に向かって突き進む姿、尊敬しております。また見学させてくださいませ。

と、アトリエにコンポを移しました。基本無音でも大丈夫なのですが音楽あればやはり嬉しいものです。以前ダビングして聞けていないものもまだたくさんあるのですが『社長アルバム』も聞いてみたいものです。ふとぶーさんからではなく『社長』から直接買いたいものです。

よろこんでです。

>ふとぶーさんからではなく

自称マネージャーには確かにまかせておけません。






プロフィール

社長(三田村 潤)

Author:社長(三田村 潤)
経営者でもないのに社長と呼ばれて10数年。完全自主制作音楽レーベル「JOY MUSIC RECORDS」を主宰。
最近記事量が少ないのは音楽活動が充実しているためだと信じたい。

遠距離系ポップデュオ「エーテルスケッチ」、宅ROCKソロプロジェクト「A to Z」のふたつのプロジェクトを中心に音楽活動をまったり展開。

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