第8回 輝く!ワタクシ的レコード大賞【後編】
こんにちは。社長です。
前回に引き続きワタクシ的レコード大賞のお時間です。
後半戦、まずは新人賞、各賞の発表です。
★「Lie to myself」テスラは泣かない。
三拍子の曲でこんなやり方があったんだと妙に感心しました。どうしてもワルツ的な流れを想像しがちですけどこんなドカドカうるさい三拍子も魅力的。男女混声ツインヴォーカルも社長の好みです。ところでこの「テスラは泣かない。」みたいな文章チックな、バンド名ぽくないバンド名が最近やたら増えてきた気がしますが、まあ昔からの英単語一辺倒に対するカウンターではあると思うのですがなんというか奇をてらいすぎというか変なサブカル臭がしてちょっと社長は苦手です。
★「MEMENTO」BLUE ENCOUNT
うっわー。変態っぽい(褒め言葉)。ゴリッゴリのチョッパーベースを筆頭にバカテクな演奏と、ころころ表情を変える楽曲アレンジ、エモーショナルロックを軸にしながらも歌謡曲的な匂いも微かにする。これは武道館までまっしぐらってタイプですわ。
★「ホワイトレインコートマン」シナリオアート
こちらも男女混声ツインヴォーカル。ファンタジー的、寓話的な作風は今現在大ブレイク中の「SEKAI NO OWARI」にも通ずるものがあるけどシナリオアートはスリーピースバンドだけあってもっとサウンドは肉体的で疾走感があります。キャッチーなメロディー作りもすばらしい。
以上3組が今年の新人賞です。のちほどこの中から【最優秀新人賞】を発表します。
★『HEART』TOKIO
TOKIOの20周年を記念してリリースされたベストアルバム。ファン投票による上位曲を収録した内容ながら驚くのは初期のアイドル然とした時代の曲がほとんど入っておらず中後期のよりロックテイストの強い楽曲が選ばれていることですね。TOKIOファンのガチ度が伝わってきます。それだけにデビュー曲「LOVE YOU ONLY」だけがやたら浮いています。バラエティー番組の彼らしか知らない人にぜひ聴いてほしいすばらしいベストアルバム。
★SukimaSwitch/「Ah Yeah!!」スキマスイッチ
あいかわらず「一筋縄でいく楽曲なんぞつくらねえ」って感じの意地にも似たものを感じるスキマスイッチ。この曲も難解ながらも躍動感が素敵です。言葉数の多いものが個人的に好み。
★津野米咲・亀田誠治/「風が知ってる」赤い公園
なんかすごいバンドがでてきましたよ。ガールズバンドって勢いでおす感じのバンドが多いけど彼女たちは相当マニアック。アレンジがものすごく個性的で変態チックで調べてみたら亀田誠治がかんでました。納得。
★Ken Hirai/「ソレデモシタイ」平井 堅
いわゆる不倫の歌です。「本命に匂いでバレないように、私の家のシャワーでボディソープを使わない彼」という題材もおもしろいのですがやはりサビ頭の「チクショー!会いたい」というフレーズが群を抜いてインパクトがあって不倫の歌ながら逆ギレ的爽快感も味わえる歌ですね。
★「ダイナマイトガール [Dynamite Girl]」A to Z
毎度おなじみ特別賞という名の活動報告場ですが。なんやかやいって毎年ここに書けるだけの楽曲をコンスタントに作ってるということを少し評価したい、してほしい(自画自賛)。
★『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について』V.A.
宇多田ヒカルの初のトリビュートアルバム。とにかく参加ミュージシャンが豪華。井上陽水、 岡村靖幸や同期生ともいえる椎名林檎、浜崎あゆみまで。それぞれに個性があってすばらしいし、楽曲の思い入れから好き嫌いはリスナーにとって当然出てくるだろうけど個人的には吉井和哉の「Be My Last」にさすがとうなりました。来年は宇多田本人の歌も聴きたいですね。
★大瀧詠一
ミュージシャン主導でプライベートレーベルを持ち音楽プロデューサーという職業を世に知らしめた影響は計り知れません。密かに『A LONG VACATION』はアナログで持ってます。
★ゴスペラーズ
20周年を迎えたヴォーカルユニット、ゴスペラーズを最優秀歌唱賞に。シングル「SING!!!!!」もすばらしかったしアルバムもよかった。世間的にはバラードのイメージかもしれないけれど実際はジャンルが多岐にわたっていて音楽や歌の楽しさをいつも教えてくれる日本屈指のグループ。
さあ、私的レコ大もいよいよ大詰め!【最優秀新人賞】【ワタクシ的レコード大賞】の2賞を残すのみとなりました。おさらいしときましょう。
【優秀新人賞】
★「Lie to myself」テスラは泣かない。
★「MEMENTO」BLUE ENCOUNT
★「ホワイトレインコートマン」シナリオアート
【優秀作品賞】
★「Bleeze」GLAY
★「LIFE」ナオト・インティライミ
★「ONE LIFE」氷室京介
★「ゆめのはじまりんりん」きゃりーぱみゅぱみゅ
★「蓮の花」サカナクション
★「他人の関係 feat. SOIL&“PIMP”SESSIONS」一青窈
★「どうでもよすぎ」ウルフルズ
★「形而上 流星」BUCK-TICK
★「TODAY IS A NEW DAY」木村カエラ
★「パイオニア」高橋優
それでは発表です!
前回に引き続きワタクシ的レコード大賞のお時間です。
後半戦、まずは新人賞、各賞の発表です。
【新人賞】
対象年度内において初めて顕著な活動をし、社長に支持され、将来性を認められた歌手に贈る。★「Lie to myself」テスラは泣かない。
三拍子の曲でこんなやり方があったんだと妙に感心しました。どうしてもワルツ的な流れを想像しがちですけどこんなドカドカうるさい三拍子も魅力的。男女混声ツインヴォーカルも社長の好みです。ところでこの「テスラは泣かない。」みたいな文章チックな、バンド名ぽくないバンド名が最近やたら増えてきた気がしますが、まあ昔からの英単語一辺倒に対するカウンターではあると思うのですがなんというか奇をてらいすぎというか変なサブカル臭がしてちょっと社長は苦手です。
![]() | Lie to myself (2014/04/23) テスラは泣かない。 商品詳細を見る |
★「MEMENTO」BLUE ENCOUNT
うっわー。変態っぽい(褒め言葉)。ゴリッゴリのチョッパーベースを筆頭にバカテクな演奏と、ころころ表情を変える楽曲アレンジ、エモーショナルロックを軸にしながらも歌謡曲的な匂いも微かにする。これは武道館までまっしぐらってタイプですわ。
![]() | TIMELESS ROOKIE (2014/09/10) BLUE ENCOUNT 商品詳細を見る |
★「ホワイトレインコートマン」シナリオアート
こちらも男女混声ツインヴォーカル。ファンタジー的、寓話的な作風は今現在大ブレイク中の「SEKAI NO OWARI」にも通ずるものがあるけどシナリオアートはスリーピースバンドだけあってもっとサウンドは肉体的で疾走感があります。キャッチーなメロディー作りもすばらしい。
![]() | night walking (2014/01/15) シナリオアート 商品詳細を見る |
以上3組が今年の新人賞です。のちほどこの中から【最優秀新人賞】を発表します。
【優秀アルバム賞】
社長の強い支持を得、芸術性、独創性に優れ、その年度を反映したと認められたアルバムに贈る。★『HEART』TOKIO
TOKIOの20周年を記念してリリースされたベストアルバム。ファン投票による上位曲を収録した内容ながら驚くのは初期のアイドル然とした時代の曲がほとんど入っておらず中後期のよりロックテイストの強い楽曲が選ばれていることですね。TOKIOファンのガチ度が伝わってきます。それだけにデビュー曲「LOVE YOU ONLY」だけがやたら浮いています。バラエティー番組の彼らしか知らない人にぜひ聴いてほしいすばらしいベストアルバム。
![]() | HEART (2014/07/16) TOKIO 商品詳細を見る |
【作曲賞】
特にその分野で独創的であると認められた作品・作者に贈る。★SukimaSwitch/「Ah Yeah!!」スキマスイッチ
あいかわらず「一筋縄でいく楽曲なんぞつくらねえ」って感じの意地にも似たものを感じるスキマスイッチ。この曲も難解ながらも躍動感が素敵です。言葉数の多いものが個人的に好み。
![]() | Ah Yeah!! (2014/07/23) スキマスイッチ 商品詳細を見る |
【編曲賞】
特にその分野で独創的であると認められた作品・作者に贈る。★津野米咲・亀田誠治/「風が知ってる」赤い公園
なんかすごいバンドがでてきましたよ。ガールズバンドって勢いでおす感じのバンドが多いけど彼女たちは相当マニアック。アレンジがものすごく個性的で変態チックで調べてみたら亀田誠治がかんでました。納得。
![]() | 風が知ってる/ひつじ屋さん(初回限定盤)(DVD付) (2014/02/12) 赤い公園 商品詳細を見る |
【作詩賞】
特にその分野で独創的であると認められた作品・作者に贈る。★Ken Hirai/「ソレデモシタイ」平井 堅
いわゆる不倫の歌です。「本命に匂いでバレないように、私の家のシャワーでボディソープを使わない彼」という題材もおもしろいのですがやはりサビ頭の「チクショー!会いたい」というフレーズが群を抜いてインパクトがあって不倫の歌ながら逆ギレ的爽快感も味わえる歌ですね。
![]() | ソレデモシタイ/おんなじさみしさ (2014/12/10) 平井堅 商品詳細を見る |
【特別賞】
個人的に社長を賑わせ、注目された人、作品などに贈る。★「ダイナマイトガール [Dynamite Girl]」A to Z
毎度おなじみ特別賞という名の活動報告場ですが。なんやかやいって毎年ここに書けるだけの楽曲をコンスタントに作ってるということを少し評価したい、してほしい(自画自賛)。
【企画賞】
独創的な企画意図をもって制作され、それによって成果を上げ、大衆音楽に大きな貢献をした作品に贈る。★『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について』V.A.
宇多田ヒカルの初のトリビュートアルバム。とにかく参加ミュージシャンが豪華。井上陽水、 岡村靖幸や同期生ともいえる椎名林檎、浜崎あゆみまで。それぞれに個性があってすばらしいし、楽曲の思い入れから好き嫌いはリスナーにとって当然出てくるだろうけど個人的には吉井和哉の「Be My Last」にさすがとうなりました。来年は宇多田本人の歌も聴きたいですね。
![]() | 宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について- (2014/12/09) V.A.、井上陽水 他 商品詳細を見る |
【特別功労賞】
長年にわたり音楽活動・評論活動を展開し、個人的に多大な貢献をした故人に贈る。★大瀧詠一
ミュージシャン主導でプライベートレーベルを持ち音楽プロデューサーという職業を世に知らしめた影響は計り知れません。密かに『A LONG VACATION』はアナログで持ってます。
【最優秀歌唱賞】
対象年度内の作品を最も的確に表現し、さらに高めた『歌手』に贈る。★ゴスペラーズ
20周年を迎えたヴォーカルユニット、ゴスペラーズを最優秀歌唱賞に。シングル「SING!!!!!」もすばらしかったしアルバムもよかった。世間的にはバラードのイメージかもしれないけれど実際はジャンルが多岐にわたっていて音楽や歌の楽しさをいつも教えてくれる日本屈指のグループ。
![]() | The Gospellers Now (2014/09/17) The Gospellers 商品詳細を見る |
さあ、私的レコ大もいよいよ大詰め!【最優秀新人賞】【ワタクシ的レコード大賞】の2賞を残すのみとなりました。おさらいしときましょう。
【優秀新人賞】
★「Lie to myself」テスラは泣かない。
★「MEMENTO」BLUE ENCOUNT
★「ホワイトレインコートマン」シナリオアート
【優秀作品賞】
★「Bleeze」GLAY
★「LIFE」ナオト・インティライミ
★「ONE LIFE」氷室京介
★「ゆめのはじまりんりん」きゃりーぱみゅぱみゅ
★「蓮の花」サカナクション
★「他人の関係 feat. SOIL&“PIMP”SESSIONS」一青窈
★「どうでもよすぎ」ウルフルズ
★「形而上 流星」BUCK-TICK
★「TODAY IS A NEW DAY」木村カエラ
★「パイオニア」高橋優
それでは発表です!
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